ワケあり無農薬米の販売・・・ドキドキです(^_^;)
うちの事務所のお客様に、
合鴨農法で、無農薬米を作っている方がいらっしゃいます。
苗作りに失敗して全部やりなおし、とか、
合鴨を田んぼに放すのが早すぎで全滅、とか、
真夏の炎天下での草取り、とか、
草が混ざってしまうので、脱穀や精米時にも、普通のお米よりも手間がかかる、とか、
無農薬というのは、本当に大変なようです。
そんな丹精込められたお米ですので、
規格米は、ものすごく高級品となり、
都会の百貨店で10キロ15000円もの値段が付けられています。
ですが、粒が少し小さなお米になると、規格外となり、
途端に安く、問屋さんに売られ、他のお米と混ぜられて、
バーゲン用のお米になったり、
加工米になったりしてしまうようです。
せっかくの、丹精込められた無農薬米なのに、もったいない！
何年も前から、私は「個人の方に売ってあげた方がいいのでは？」と言っていたのですが、
農家さんは、「規格外の米なんて、飯にするにはまずくてダメ」とおっしゃって、
全部業者さんに卸していらしたんです。
いつも高級米を食べている農家さんからは、「まずい」と思われる規格外のお米ですが、
市販のお米よりもずっと美味しく頂けます。
（以前、読んだ本によると、市販のお米は殆ど混ぜられており、
新米100％の米など、農家からの直販以外にはめったにないとのことです）
そして何より無農薬。
私自身、大阪に住んでいた時、子供がちょうど離乳食だったので、
無農薬のものを食べさせたかったのですが、
高価過ぎて、庶民の身には、とっても手に入りませんでした。
アトピーや農薬アレルギー、小さな子供をお持ちのご家庭の方たちにとっては、
味はもちろん大事ですが、「無農薬」が重要。
手軽なお値段で手に入る無農薬米、きっと求められていると思うんです。
で、今年は「私も営業しますから！！」ということで、
20俵だけ、業者さんに出すのを止めて、
粒が小さな無農薬米を、手頃なお値段で小売することになりました。
さて、全部売れなかったらどうしよう！？
・・・半ばゴーインに、私の想いで始めてもらう規格外のお米の販売。
ドキドキです・・・・(^_^;)
