今年6回目の帰省
認知症の母の通院のため1週間帰省。
夜中に20回くらいトイレに起こされ、「赤ちゃんの夜泣きみたいなもんかな」と思う。
寝ぼけつつ、母と
「(施設の)部屋にトイレついてて楽やね」
「紙おむつ便利やねえ。布なら洗濯大変や」
「洋式便器便利やねえ。楽やねえ」
「ウォシュレットあってよかったね」
「足が悪かったおばあちゃん、和式便器で大変やったやろね」
と言い合う。
ほんと、今は便利なものがいっぱいで恵まれてるよね。
末っ子で兄弟にかわいがられて育った母は、
「私はなんでもっとおかちゃん(母の母)の手助けしてあげへんかったんやろう」と後悔している。
息子の赤ちゃんの時を思い出すけど、きっと私も母を夜泣きで苦しめた時期があったんやろな。
そのために帰省しているから私も余裕があって暢気に対応できるけど、仕事で切羽詰まっているときに何回もトイレの介助をしないといけないとかなれば、イライラしちゃうんやろな。
赤ちゃんならまだカワイイけど、かわいくもない老人をいつも世話してくださっている介護士さんたちには、ほんと、頭が上がりません。
母に「あんたが居てくれて私はほんまにしあわせや。ありがとね」とか言われ、なんだか罪悪感。
普段は母を施設に任せっきりで自由に生活し、たまに会って母にそんなこと言わせちゃうなんて、まるきりの「いいトコ取り」やなあ。
福祉の仕事に従事してくださっている方たちに感謝。
介護保険制度に感謝。
そして平日にもかかわらずお休みさせていただき、ご不便をおかけしているお客様、快く送り出してくれるスタッフにも感謝、です!(^^)!