「ちゅうねん」だけど青い、私のささやかなプライド

先日、「竹内さんのやり方では、大きな仕事は絶対来ないよ」とアドバイスを受け、
ちょっとビックリ。
 
「大きな仕事」がやりたいなんて、
私には、まったく考えてもみないことだったからです。
 
確かに、大きな会社の役員さんとお話ししていて、
「うちの税理士の顧問料は年間○○円」とか聞くと、
「えっ!それってうちの事務所の去年の総売上高と同じですよ!」とか、
驚いちゃうこともありますが、
 
だからって、自分がその仕事がしたいとも思わない。
(すいません、能力もありません。負け惜しみかな(^_^;)
 
「大きな仕事」をすること、大きく立派な事務所を構えること、
という部分には、私のプライドはないのです。
 
 
 
税法というのは、
一部矛盾する部分もありますが、基本的にはとてもよくできていて、
きちんと運用されれば、ちゃんと、みんなが平等になるようになっています。
 
ところが、「平等」を追求するあまり、複雑になりすぎて、
一般の納税者の方には、完璧に理解できるものではなくなってしまっています。
その結果、大企業は税理士を使ってぎりぎりの節税が出来ていても、
そうでないヒトたちは、知識がないばかりに、
本当に支払うべき金額よりも多額の税金を納めていることが、多々あります。
 
要するに、「平等」を追求するあまりに、
結果、立場の弱い人にとって「不平等」なことになっているのです。
 
その不平等をなるべく解消することが、私の仕事。
「大きい仕事」を求めている税理士にはまともに相手にされないようなお客様にも、
きちんとした、税務・会計サービスを提供すること、それが私のプライドです。

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